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結婚式の定番「ウェディングブーケ」

結婚式の定番「ウェディングブーケ」

ウェディングドレスを身に着けた花嫁の手元には、ウェディングブーケがあるはずです。
ウェディングドレスには欠かせない定番アイテムになっていますが、その意味をご存知でしょうか。
ここでは、ウェディングブーケの意味や歴史について、そしてブーケをどのように持つのが良いのか、詳しく見ていきます。

ウェディングブーケの起源とは

意外と古いウェディングブーケの歴史

諸説ありますが、ウェディングブーケの起源は古代ローマ時代ともいわれています。
この時代、愛する女性のために山で花を摘み、花束を作ってプロポーズをするという風習があったそうです。
プロポーズを受けた女性がその花束から一輪抜き取り、男性の胸元に挿すことで婚約の了承を意味します。
現在のブーケとブートニアの起源と考えてよいでしょう。

その後、花冠に形状を変えるなど紆余曲折を経て、今から200年ほど前ごろに現在のような花束の形が浸透していったようです。
日本でもちいられるようになったのは1960年ごろ、高度経済成長期といわれています。
戦後洋風の結婚式がトレンドになっていくとともに、花嫁はブーケを持つものという認識が自然と浸透していったのです。

ウェディングブーケの種類

ウェディングブーケの種類
一口にウェディングブーケといっても、様々な形があります。
選んだドレスの種類や使う花の種類によって、合う形を選ぶことが多いようです。
代表的なものをいくつか紹介します。

ラウンド

ドーム型の丸いブーケで、もっとも一般的なウェディングブーケといえます。
比較的小さなサイズの花をたくさん集めて作ります。
色や花の形次第で印象を自在に変えられるので、どんなドレスにも取り入れやすいのではないでしょうか。

キャスケード

キャスケードとは英語で「小さな滝」を表します。
大ぶりの花が滝のように下に流れるようなデザインが特徴的です。
白い大きな花で作られることが多く、教会式などの荘厳なイメージにぴったりです。

オーバル

ラウンドよりも広がっていて、キャスケードよりも短い、ちょうど中間の形です。
式場によってはティアドロップと呼ばれる場合もあります。
ラウンドよりも大きな花を用いて作られる場合が多いようです。

クラッチ

近年流行しているのが、片手でぎゅっとつかめるだけの花束の切り口をそろえたもの。
クラッチは英語で「つかむ」という意味があります。
非常にナチュラルな印象で、ガーデンウェディングなどにも広くもちいられているようです。

そのほか、ボールやバスケットのような形で腕にかけるタイプのハンギング、リング状に花を編み込んだリースなど、多種多様のブーケがあります。
中にはお色直しで和服に着替える際に、ボールタイプのブーケを使うなど、その使用方法もさまざまです。
式のイメージを左右する大事なアイテムなので、イメージをもってブーケ選びに臨むとよいでしょう。

ウェディングブーケの持ち方

どのような種類のブーケを持つのか、シチュエーションによって若干異なりますが、両手で胸の前に持つのが基本です。
ブーケの正面がゲストから見えるように持ちましょう。
ブーケの種類によっては、持ち手の部分が細くて持ちにくく感じる場合もあるかもしれません。
その場合には左手の親指を体の方・人差し指から薬指までの3本の指は外側に置きます。
そして小指は親指側に入れましょう。
こうすると腕をおろしたとしても、ブーケが下がりにくくなって、ゲストから見ても不格好ではなくなります。
右手は左手の下から添えるような形で持つときれいな見栄えになるはずです。
逆に持ち手の部分が太いブーケを手にした場合、先ほど紹介した小指を親指の方に入れるのが難しいかもしれません。
その場合には左手で支えるようなイメージで持つといいでしょう。

ブーケトスとそれに代わるイベント

結婚式のイベントとして定着したブーケトス

そしてこのウェディングブーケを使ったイベントとして有名なのが、ブーケトスです。
ブーケトスとは結婚式の後、花嫁が持っているブーケを未婚女性のゲストに向かって投げる演出のことです。
ちなみにこのブーケトスで花嫁から受け取った女性は、近く結婚できるという言い伝えが欧米ではあります。
未婚女性が花嫁の近くに集まって、ブーケを取りにいく光景が結婚式の風景として広く認知されました。

しかしこのイベントは、結婚することが誰しもの幸せの形であるといういささか古い価値観に基づくもので、必ずしも現代の価値観と合致するとは言えません。
また、ブーケをうまく投げられずゲストにあたってしまったり、花束の中の水がかかってしまうなどのアクシデントもあるようです。
そうした事情もあり、現代の結婚式では敬遠されがちな演出であることも確かです。

ブーケトスを行うにあたっての注意点

もし結婚式でブーケトスを行うのであれば、ブーケを投げる対象となる未婚女性のゲストに対して十分配慮することが大事です。
誰もが結婚したいと思っているわけではありませんし、独身であることを隠したいと思っている方も中にはいるでしょう。
現代においては、男女や結婚の有無は関係なくみんなの前でブーケトスをすることが望ましいです。
通常ブーケトスをする場合、花嫁の持っているウェディングブーケとは別にもう一つ、トス用のブーケを別個に用意する必要があります。
もちろんその分、余計に費用が掛かってしまうこともお忘れなく。

ブーケトスに代わる演出

ブーケトスに代わる演出
先述のような事情もあり、近年の結婚式ではブーケトスに代わる演出が多数行われています。

ブーケプルズ

ブーケに紐やリボンを取り付けて、ゲストに一斉に引っ張ってもらうという演出です。
ブーケトスとなると、広さや安全性で心配になることもありますが、紐を引っ張るだけなら会場が狭くても、小さな子供でも参加できます。
くじのように当たりとしてブーケを取り付けておくだけでなく、お菓子やプチギフトなども紐に結び付けておくとより楽しめます。

ミニブーケをゲスト全員に配布

ゲストにミニサイズのブーケを配ることで、幸せな記憶を持ち帰ってもらうもの。
ミニサイズのブーケならば、引き出物を入れた袋などに一緒に入れて持ち帰ることもできるため、ゲストへの負担も少なく行えます。

他にも、お菓子をばらまいたり、ブロッコリーなどをブーケの代わりにトスするなど、様々な演出方法があります。
参列してくれたゲストへ感謝の気持ちを渡すという意味で、ブーケトスやブーケトスに代わる演出を考えてみてはいかがでしょうか。

 

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