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華やかな婚礼衣装「色打掛」ってどんなもの?

華やかな婚礼衣装「色打掛」ってどんなもの?

和装の結婚式では、シンプルな白無垢とは対照的な、鮮やかな色打掛も定番の衣装です。
とはいえ、普通は結婚式で花嫁のみが着用できる礼装だけに、選び方やそもそもの由来など、わからないことも多いはずです。
ポイントを押さえて、一生に一度の結婚式にふさわしい一着を選びましょう。

色打掛について

色打掛とは

和装の結婚式には、衣装の順序があります。
最初に白無垢を着て、途中お色直しを行い、色打掛に変えるという流れです。
近年では順番を逆にした自由な式もみられるようですが、本来のやり方はこのような順序となっています。
ちなみにお色直しは、そもそも和装の結婚式で行われていた、日本独特の風習です。

色打掛の特徴は、とにかく華やかである点です。
赤を基調としたものが主流でしたが、現在は色のバリエーションもさまざま。
くわえて織りや刺繍、染めなどで縁起のよい柄やモチーフが描かれています。
洋風文化がすっかり定着した昨今の日本ですが、まだまだ和風の式を好む人も少なくありません。
自分の好みに合わせて、こだわって選んでみてはいかがでしょうか。

色打掛を選ぶポイント

色打掛

先述の通り、色や柄のバリエーションが多様に存在する色打掛。
そんな中、どのようなポイントを意識して素敵な色打掛を選ぶべきなのでしょうか。

色打掛を選ぶ際、必ずチェックしておきたいのが
・背中
・袖元
・衿元
の3点です。
帯を締めた上から羽織る色打掛は、その構造から背中がとても膨らみます。
つまり、背中部分が強調されることを前提に、一番派手に作られているのです。
特に、帯付近の柄については着用した際にどのように見えるのか、しっかりチェックしてください。

袖元は、立ち姿のときに目立つ箇所です。
写真を撮るときにも手元を前方に持ってくるため、どのように柄が見えるのかがポイントとなります。

衿元は、顔周りの位置するため、表情の印象を大きく左右します。
特に上半身がよく見える、高砂に座っている際に意識したいポイントです。
自分の顔立ちに合う色、柄かどうか、また好みに合っているかを基準に選んでみるとよいでしょう。

また、素材についてもこだわってみましょう。
艶やかでゴージャスな印象が魅力の織物、やわらかく優しい雰囲気がかもせる染め物、そして立体的で品格漂う風合いとなる刺繍物など、生地感ひとつとっても種類はさまざまです。
印象はもちろん、着心地にも影響します。
長い時間、緊張感をもって着続けるものとなるため、着た感じも事前に確認しておくと安心です。

上記のポイントを押さえたうえで、自分が一番気に入ったものを選びましょう。
色や縁起物の刺繍、小物選びに至るまで、ちょっとした違いが印象を大きく左右します。
一生に一度の日を笑顔で過ごせるよう、納得のいく衣装選びをしてください。

色打掛の起源

色打掛に合わせる小物

お色直しで色打掛が着られ始めたきっかけ

和装で行う神前式では、最初に白無垢を着て、お色直しで色打掛に着替えます。
白無垢を着るのも大変なのに、さらに着替えをするなんて、と、少々手間にも感じられることでしょう。

なぜこのようなやり方がおこなわれているのでしょうか。
それは、白無垢・色打掛がそれぞれ持つ意味に関係があります。

白無垢は、純白が清廉さを表しており、身を清め、神聖な儀式に臨む最も格式高い衣装です。
その真っ白な衣装から色打掛へ着替えることで、新たな家庭に染まる、あなた色に染まる、といった意味を表しています。
特に基本色である赤の色打掛は、血の色として「生まれ変わり」を意味し、上記の意味をより印象付ける役割を果たします。
かつては白無垢のまま3日を過ごし、4日目にお色直しするという数日に渡る儀式であったそうですが、江戸時代以降は簡略化され、現在のような1日でまとめられた式が一般的となっていきました。

色打掛がもちいられ始めたのは、室町時代末期から江戸時代にかけてといわれています。
着物の上にもう1枚着物を羽織る、いわゆる打掛姿は上級武家女性の正装になっていたそうです。
もとより位の高い人々の装いでしたが、江戸時代になると次第に町人層にも広まっていきました。

色打掛と合わせる小物

ドレスにブーケやグローブをあわせるように、色打掛にも合わせる小物が存在します。
長きに渡る幸せが続くようにと願いを込めた「末広」こと扇子、護身用の短剣が由来し今も持ち物としてもちいられている「懐剣(かいけん)」、武家の女性がが使っていた化粧ポーチ「箱迫(はこせこ)」、帯の上からつけ、鹿の子絞りの素材を使うことで子宝に恵まれるように、と願いを込める「帯揚げ」、一般的な着物でも使用する、帯の中心を締める「帯締め」、そして帯の下あたりに巻き、かつて長い着物の裾を抱えるために使われていた細帯の名残とされる「抱え帯」などがあります。
それぞれ、江戸時代ごろまで実用品として使われていたものが装飾品として用いられています。

いずれの装飾品も、花嫁の幸せを願う意味が込められています。
和装で結婚式を行う際はぜひ忘れずに身に着けて臨みましょう。

 

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